原因の確認

  • 原因となる機械的刺激がないか確認する。
    • 歯石、歯牙鋭縁部の接触、義歯や補綴物の不適合や外傷など。
  • 局所に原因がない場合、全身疾患の分症としての出現を疑う。
  • 免疫力の低下によるウイルス感染を疑う必要がある。
  • 癌の放射線療法を受けている場合にも口内炎が出ることがある。

性状など確認

  • 突発的か緩徐にでてきたか。
  • いつからでてきているか。
  • 疼痛の有無
    • 有痛性:炎症性疾患、舌痛症
    • 無痛性:腫瘍、先天性、その他の疾患

他の症状や身体所見の確認

口内炎に加えて、次のような症状がないか確認する。

  • 目のかすみ・充血、下痢・腹痛・下血、陰部痛・排尿時痛、関節痛、皮疹、発熱
    • ベーチェット病、クローン病の疑い
  • 皮膚の弛緩性水疱・びらん、咽頭痛・鼻・結膜・膣・肛門・膀胱・尿道の有痛性びらん
    • 尋常性天疱瘡の疑い
  • 眼粘膜の水疱・びらん
    • 粘膜類天疱瘡の疑い
口内炎は全身疾患の分症として出現することも多い。また局所に難治性の潰瘍が見られた場合、専門医の診断が必要と思います。
口内炎が3週間以上経過しても治癒しない場合、悪性腫瘍を疑います。