原因疾患や併存疾患の治療

  • 器質的異常(癌など)ある場合はそれぞれの疾患に準じる 
  • 糖尿病の治療
    • HbA1c<7.0を目安とする
  • 高血圧
    • 糖尿病のないA1区分なら140/90mmHg 未満。そうでないなら130 / 80mmHg未満
      • ただし、110以下には下げない。
      • 75歳以上など高齢者の場合は150/90 mmHg 未満を目標とし、起立性低血圧などなく忍容性あれば140/90mmHg 未満を目指す
    • 糖尿病合併ならACE阻害薬やARB、そうでないならCa拮抗薬やサイアザイド利尿薬も考慮。
  • 高尿酸血症の治療8mg/dl以上で加療開始を考慮
    • 尿蛋白をへらす可能性はあるが十分なエビデンスあるとはいえない  
  • 脂質異常症
  • 睡眠時無呼吸症候群

生活指導

  • 禁煙指導
  • 食事指導
    • 蛋白制限
      • G3a:0.8~1.0g/kg標準体重/日
      • G3b以降:0.6~0.8g/kg標準体重/日
      • 高齢者で行う際、低栄養にも注意
    • 塩分制限
      • 3~6g/日
  • 運動療法 
    • 肥満の是正(BMI<25目標)など含め、ほか心血管リスクファクターの加療につながる

カリウムの是正

  • 血清カリウムを4.0mEq/L~5.5mEq/Lでコントロールする(心血管リスクを下げる)

リンの是正

  • 食事療法、P吸着薬での加療を検討

代謝性アシドーシスの是正

  • CKDステージG4を目安に血液ガス分析
  • HCO3 < 21 mmol/L で重炭酸Na 1.5g/dayから治療開始 24mmol/L前後を目指す

腎性貧血への介入

  • Hb 11g/dL 以上,13g/dL 未満を目指す

VitD製剤の使用考慮

  • 低Ca血症があり、さらにPTH高値で投与を考慮する