スタチン使用中のCKのフォローアップについて

CKが正常上限の3~10倍に上昇した場合

患者の症状の観察および血中CK値測定を毎週行い、さらに上昇する場合は、スタチンの減量・中止を行う。

CK値が正常上限の10倍以上上昇した場合

直ちに内服を中止する。
(2)(3)より

特に心筋梗塞後の患者様などだと、LDLを下げる・かつスタチンを使用することが二次予防に重要ですので、スタチンの中止の判断はシビアに行います。単純にCKが上がったり、あるいは筋肉痛がでればすぐ中止ではなく、どの程度上昇しているのか、どの程度筋肉痛が生活を阻害しているのかなど二次予防の重要性を説明の上、判断しています。(もちろん横紋筋融解症や上記のようにCKが10倍以上の場合は中止しますが。)多少の程度であれば違うスタチンに変えるなどで2週間~1ヶ月程度目安にフォローします。(循環器内科 白石 達也)

スタチン使用中の肝機能のフォローアップについて

軽度の肝障害を伴うことがあるが多くの場合一過性で用量を変更せずに治療継続しても回復する(3)
まれながら冠不全や自己抗体陽性の自己免疫性肝炎を発症することがあり、
ALTが正常上限の3倍以上、総ビリルビンが正常上限の2倍以上を目安に休薬や専門科コンサルトを考慮する。