Genpaku
Genpaku
医師向け診療サポート

上室性期外収縮の診療について

最終更新日時
参考ガイドライン
・文献等

概要

緊急性はなく、経過観察でよい不整脈

疫学

健常人の9割に認め、100拍/日程度までは正常

症状

  • 無症状(検診で指摘)
  • 動悸や脈の乱れ

検査

  • 洞性P波より早期のタイミングで出現するP波を認める(P波が変化する異所性P波の事もあり)
  • ヒス束以下は正常伝導のため正常QRS波形となる
  • 心エコーで基礎心疾患の検索、ホルター心電図で頻度・症状との関連を評価はしておくことが望ましい

治療

  • 基本的には治療不要
  • カフェインやアルコールによる影響はあり摂取制限を促す
  • 症候性上室性期外収縮の場合、β遮断薬を用いる事もある

動悸など症状有る場合は、高血圧、貧血、脱水、甲状腺疾患など他の動悸の原因がないか確認

ナレッジシェア

Genpaku公式ドクターのみが投稿できます
白石 達也循環器内科
Verified
2021/5/5
  • 上室性期外収縮が多発しても血行動態の破綻はなく、予後良好
  • 100拍/日以上の場合、新規心房細動発症と関連があるとする報告もある
  • 薬物治療をする場合はカルベジロール2.5~5mg/dayやビソプロロール1.25~2.5mg/day程度から開始しています。


小鷹 悠二循環器内科
Verified
2021/5/5
  • 自覚症状が強い場合には、ビソプロロールやカルベジロール等のβ遮断薬の使用も有用なことがある
  • 基礎心疾患がなければⅠ群抗不整脈薬も有効なことがあるが、副作用には注意が必要
  • 中には心因的な原因で生じるものもあるため、安定剤での対応が有効なこともある

循環器内科」のほかの記事

無断複写・転載を禁じております
利用規約
©Genpaku