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心外膜脂肪壊死(epipericardial fat necrosis:EFN)の診療について

概要

心電図異常のない胸痛は実はこの疾患かもしれない。縦隔内の脂肪の壊死により、急激な胸痛をきたす。体動や深呼吸によって増悪する。

疫学

若年から高齢まで発症しうる。男性が多い。左側が多いが右側にでることもある。

症状

  • 病変と同側の急な胸痛
  • 吸気や体動で増悪する胸痛

身体所見

  • 外表上の問題や、圧痛など認めない ## 検査
  • 血液検査:非特異的な炎症反応の上昇を認めることがある

検査

  • CT:心膜近傍軟部組織濃度の辺縁に被包化された卵形の脂肪濃度病変を認める(参照(1)に画像)

治療

  • 保存的加療(数日~数週間程度で通常軽快。鎮静薬は定まったものはないが通常NSAIDsが使われる)

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