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非結核性抗酸菌症の診療について

最終更新日時
参考ガイドライン
・文献等

概要

肺結核との鑑別が重要。長期の治療を必要とする。

疫学

中高年のやせ型の女性に多い。

リスク

陳旧性結核、COPD、ステロイドや免疫抑制剤内服患者。

鑑別

肺結核。

症状

喀痰、咳嗽、血痰。

身体所見

体重減少によりるい痩がみられることがある。

検査

CTで右肺中葉、左肺舌区に粒状影がみられるいわゆる「中葉舌区症候群」に見られることが多い。その他気管支拡張なども見られる。
喀痰培養検査で2回あるいは気管支洗浄液培養で抗酸菌の検出があれば確定診断となる。

治療

肺MAC症
RFP 10mg/kg(600mgまで)/日 分1+EB 15mg/kg(750mgまで)/日 分1+CAM 600mg-800mg/日 分1または分2
排菌陰性化から1年間治療継続する。
参考
日本結核・非結核性抗酸菌症学会
日本呼吸器学会
国立感染症研究所

専門医紹介のタイミング

胸部CTで中葉舌区症候群が見られ、陰影の悪化が見られる、血痰が出るなどあれば専門医紹介を。

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