症状とその程度(特に喀血がある場合はその量など)、
背景リスク
などを確認する。

症状

咳嗽、喀痰を主症状として、ときに血痰や喀血、気道感染・肺炎を併発する。

背景リスクとして確認すべきもの

  • 感染(ウイルス・細菌・結核・NTM)
  • 免疫不全:先天性異常・粘液繊毛輸送系の異常
  • 炎症性疾患:関節リウマチ、SLE、シェーグレン症候群、炎症性腸疾患、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症)
  • 肺の線維化(牽引性気管支拡張):特発性肺線維症、COPD、サルコイドーシス、結核感染後
  • 機械的閉塞:異物や腫瘍による閉塞

原因不明が44.8%、感染後が29.9%、免疫不全が5%、COPDが3.9%、膠原病が3.8%、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症が2.6%と報告されている。

実際の臨床では、
以前気管支拡張症を指摘されたことがありますか?
肺炎や結核など過去に肺の病気を指摘されたことがありますか?
のような形で聞いています。
気管支拡張が見られたら、その背景疾患として、間質性肺炎や抗酸菌感染症などがないか画像上あるいは喀痰培養検査、身体所見や特異抗体などのチェックを行うことが多い。痰に血が混じるくらいの血痰だと止血剤処方。コップ一杯とか洗面器一杯は緊急で入院が必要となる。