逆流性食道炎 - 病気について

逆流性食道炎のかかりやすさや悪化しやすさにつながる要因を教えてください。

ストレス、妊娠、加齢、ピロリ菌の不在などが挙げられます。

解説

胃酸の分泌は自律神経で調整されています。
そのため、ストレスによって自律神経の働きが乱れると、胃酸の分泌量や分泌のタイミングにも異常が生じます。
結果として胃酸の逆流も起こりやすくなるので、ストレスは逆流性食道炎と大いに関係があると言えます。

また女性の場合、妊娠してお腹が大きくなると、胃が圧迫されて胃液の逆流が起きやすくなります。
妊娠中期から逆流性食道炎のような症状が出はじめ、臨月で特にひどくなるといったケースは多いです。
加えて女性特有の要因としては、高齢になると背中が丸くなることでお腹が圧迫され、胃酸の逆流が起こりやすくなるといったこともあります。

また、胃の中にピロリ菌がいないと胃酸の分泌が活発となり、胃酸が逆流しやすくなります。
近年はピロリ菌除菌者数が増加し、ピロリ菌感染率も低下しているため、逆流性食道炎の患者数は今後増えるのではないかと考えられています。

白石 達也循環器内科 / 9年目
2022/4/30
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