ヘモグロビンの値をもとに判断します。
ヘモグロビンとは血液中の赤血球に含まれるたんぱく質のことで、体内に取り込まれた酸素を運ぶ役割を担っています。このヘモグロビンの量を血液検査で測定し、その値をもとに貧血かどうか判断します。男性はこの数値が13g/dl以下、女性は11g/dl以下になると貧血と診断されます。
日本鉄バイオサイエンス学会治療指針作成委員会. 鉄剤の適正使用による貧血治療指針 改訂 [第3版]. 響文社, 2015.