大腸の粘膜に炎症が起こる病気です。
潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が起こる病気です。大腸のどの範囲にまで炎症がおよんでいるかによって、潰瘍性大腸炎はいくつかの種類に分類されます。症状としては、血便や腹痛、下痢などが見られるほか、関節痛や皮膚など腸以外にも合併症が出ることがあります。また、炎症が長年続くと大腸がんが発生してくる可能性があります。
「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(久松班). 潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針. 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業, 2022.