肥満症のうち、特に動脈硬化の危険度が高いのがメタボリックシンドロームです。
メタボリックシンドローム(メタボ)は「内臓脂肪症候群」とも呼ばれ、①内臓脂肪の蓄積、および②高血圧・糖尿病・脂質異常症のいずれか2つ以上に該当すると診断されます。単なる肥満症と比較して、メタボのほうが動脈硬化の危険度がより高いです。
日本肥満学会. 肥満症診療ガイドライン2016. ライフサイエンス出版, 2016.