足が動かしにくくなったり尿や便の出が悪くなったりした場合、早めの手術を要することがあります。
足を動かす神経がヘルニアによって強く刺激されつづけると、神経が麻痺してだんだん動きが悪くなっていくことがあります。また、膀胱や腸へつながる神経のはたらきに障害が生じることもあります。このような場合、早めに手術を行わないと症状が改善しにくくなることがあります。
日本整形外科学会診療ガイドライン委員会/腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン策定委員会. 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021改訂第3版. 南江堂, 2021.