再発する場合も多いので、薬の減量や中止については医師と相談しましょう。
現在の潰瘍性大腸炎の治療はあくまで炎症を抑えるもので、原因にはたらきかけて病気そのものを治すものではありません。そのため、基本的にはずっと治療を続けていく必要があります。ただし、症状が数年落ち着いていれば、内服薬を休止・中止できる可能性もあります。その場合はかかりつけの医師と相談して方針を決めていきます。
「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(久松班). 潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針. 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業, 2022.