胃内視鏡検査と自覚症状の聞き取りの結果をもとに診断します。
内視鏡検査で食道の炎症が見られれば、逆流性食道炎を疑います。炎症が見られなくても、自覚症状があれば非びらん性胃食道逆流症の可能性を考えます。また、胃酸を抑える薬(PPI:プロトンポンプ阻害薬)で症状が改善するかを見るPPIテストを行って、診断の手がかりにすることもあります。
日本消化器病学会. 胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2021. 南江堂, 2021.