Genpaku
Genpaku
医師向け診療サポート

徐脈(HR<60bpm)への対応の診療について

最終更新日時
参考ガイドライン
・文献等

概要

「無症候性である場合は落ち着いて。症候性の場合はすぐ専門医を。」

初期対応

徐脈による症状がないか確認

  • 失神・ふらつき・息苦しさ・血圧低下・胸部症状など
  • 症状が有る場合
  • 交感神経作動薬の使用も考慮する
    • アトロピン 0.5mg静注 3mgまで反復投与考慮
    • イソプロテレノール 0.01~0.03μg/kg/分
    • アドレナリン 0.2〜10μg/分
    • ドパミン 2〜10μg/kg/分

検査

  • 心電図確認
    • 急性冠症候群
    • 洞機能不全症候群
    • 房室ブロック
  • カリウムの確認
  • 内服歴の確認
    • β遮断薬、Ca拮抗薬、抗不整脈薬、ジギタリス

専門医紹介のタイミング

症状を有する場合、心電図異常を伴う場合はすぐ専門医相談。

さらに

  • ペースメーカー植え込みできない患者へ、シロスタゾール、テオフィリンの経口投与が考慮される

ナレッジシェア

Genpaku公式ドクターのみが投稿できます
白石 達也循環器内科
Verified
2021/4/30

無症状の場合

  • 健診で無症状の完全房室ブロックの方などもいますが、無症状であるのならば緊急でなく早め受診指示(心電図持参)でOKです。

各種薬の具体的な使い方

  • イソプロテレノール(プロタノールなど)は1mg を生理食塩水100mlに希釈(10μg/ml)にし3〜9ml/hrで使用してます。(体重50kgの時)
  • アドレナリンは1mg/1ml注射液の場合は、100ml生理食塩水で100倍に希釈(10μg/ml)して1〜6ml / hrで使用してます。
  • ドパミンはすでに600mg/200mlキットなどになっている場合は、投与速度=投与γになる(体重50kgの時)。
    • キット製剤じゃないときは5%ブドウ糖液200mlにドパミン600mgを入れてキットと同じ濃度にして使用しています。

内科一般」のほかの記事

無断複写・転載を禁じております
利用規約
©Genpaku