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医師向け診療サポート

心肺停止時の対応の診療について

最終更新日時
参考ガイドライン
・文献等

概要

安全な場所で、適切な心臓マッサージを。一人だけで対処しようとしないこと。

初期対応

意識の確認(呼びかけの反応をみる)
人手・AEDやモニターを手に入れる
心停止かどうか判断10秒以内

  • 呼吸の確認(腹と胸の動きをみる )
  • 脈拍(頚動脈 (/ 大腿動脈 / 橈骨動脈) )

蘇生処置 2分毎に効果判定

  • 心臓マッサージ :胸骨下半分を5cmの深さ、100~120/分、圧迫毎に胸壁の位置をしっかり戻す。
  • 呼吸補助:バッグマスクなど揃えば開始。30:2。1秒かけて胸が上がる程度の換気を。
    • *COVID-19が疑われる/確定している患者の場合、気管挿管を優先。心臓マッサージの中断も考慮。
  • 静脈路の確保
    • アドレナリン:1mg/回静脈投与。3~5分毎 。
    • アミオダロン:300mg静脈投与。DCがうまくきかない・繰り返すVT・VFに。

原因検索

  • 身体所見・採血・血液ガス・超音波検査・レントゲン・家族への病歴聴取
  • 肺塞栓疑うとき:血栓溶解薬の使用考慮
  • オピオイド中毒による呼吸停止疑うとき:ナロキソンの投与

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白石 達也循環器内科
Verified
2021/5/15
  • 効果判定2分を2クール毎でアドレナリン静注してます(丁度4分だから)
  • よくできてる心マはモニタ波形がVTっぽくなります。ちゃんと圧迫できていないとモニタの基線が動きません。
  • 心エコーで、心嚢液貯留 / 右心系の拡大(肺塞栓じゃないか?)など確認します。
    • 心嚢液貯留ならドレナージ
    • 肺塞栓なら、PCPS / 血栓溶解 / 抗凝固します。ヘパリンとかはすぐ5000U静注します。
  • 緊張性気胸などが原因になってそうなときはドレナージしますが、その準備の間に18Gの針とシリンジでなるべく脱気を試みます。

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